濃煎茶.com 小野田園
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小野田園便り
以前に掲載された、新聞記事のお話しです。
手前味噌ですが、以前掲載された新聞記事をご紹介します。
掲載されたのは、もう10年以上も前のことでかなり古い記事なのですが、小野田園ではその頃から、味はもとより、値段も変わらずにご提供を続けております。
● 日本経済新聞 掲載記事より。

■ わたしたちの社会は、コトバもしくは文章についての共通の理解の上に成り立っている。国として一つのまとまりを保たせようと、政府が国語教育に力を入れるのはそのためであり、A・ドーデが「月曜物語」のなかで書いた“最後の授業”が成立するゆえんでもある。
コトバに対する共通の理解を支えるものは、とくに具体的な物事に関する場合、共通の、もしくは類似の体験だろう。それを欠くならば、コトバはその意義を失う。
前置きが長くなったけれど、わたしは、味覚のうえでの“冴え”とか“切れ”とかいったコトバが、はたして理解していただけるものか、とても心配しているのである。
味の“切れ”を、別のコトバでできる限り説明すると、“味と香りのすべてが過不足なくすうっと消えていくこと”と一応は要約できるかもしれない。
実はわたしは煎茶(せんちゃ)などの緑茶の“切れ”の悪さに、ほとほと手を焼いていた。相当高価な茶を買ってきても、なぜか科学調味料的な、妙に濃い出し汁のような味のみが、舌に長く残って、不愉快極まりなかった。
あるとき、頂いたお茶を飲んで驚いた。当てにはしてなかったのだが、実に“切れ”がいい。自然体なのである。奇をてらう、もしくは人にこびるような味が全くなく、しみじみとうまく味わえた。
添えられていたカタログを読むと、埼玉県狭山でお茶を製造し直販している「小野田園」(電話:04-2959-3024)という店の品で、この店のお茶の特色は“深蒸し”にあるのだという。蒸気を強く当てるので形が崩れるけれど、ソフトな甘みとまるみのある味を引き出すためだと宣伝文句にあって、それがその通りだったから、正直な宣伝もあるんだな、と感心したりもした。わたしの飲んだのは、祥雲という銘の百グラム千円の煎茶で、決して高くないというより、むしろ安いと思った。最高のものとはいわないが以来煎茶はこれにしている。
電話すれば送ってくれるはずである。そうすればわたしたちは“切れ”について共通の体験が得られるのではなかろうか。(文:見田盛夫)
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